クラコン全国大会
先週、日本クラシック音楽コンクール、ヴァイオリン部門、小学生の部と高校生の部の審査をさせていただきました。
コンクール主催者からの話によると、このコンクールと全日本学生音楽コンクール(毎コン)の2つだけ、文科省から内申点に加算可能だそうです。
つまり、クラコンは『入賞するのが難しいコンクール』ということです。
小学生、高校生共に、入賞者は、全日本学生音楽コンクールで入賞している人が多かったです。
地区本選までの審査の仕方は、間違っても、これから伸びるだろう、という方でも合格しますが、
全国大会になると、間違いはさすがに減点対象になってしまいます。
全国大会は、地方で合格した方と密集地区(都会)で合格した方の差がものすごくあるように感じました。
こればかりは、各都道府県で開催しているので仕方ないのかな、と思いますが。。。
我が娘はヴァイオリンではなくピアノを習っているのですが、
コンクールに出場される本人は当たり前ですが、ご家族の皆様のご苦労がひしひし感じられました。
生徒が出場して弾いていても、かなり緊張や心配でヘトヘトになりますが、
我が子となると更に大変だろうと、親御さんの気持ちになってしまいました。
かといって、甘い点数をつけるわけにはいかず、全国大会は批評も書けないので、点数だけと、何だかとても苦しく感じました。
点数がつくコンクールは、厳しいと思いますが、他人から評価され、それに打ち勝つ力をつけていって欲しいし、それを糧に成長して欲しいと思います。
来年も成長した姿を見れることを楽しみにしています。
私も練習しなければ・・・